言語聴覚士とは

ことばを話す、耳で聞く。情報を伝え、気持ちを伝える。
これは社会生活にとって大切な機能です。
「話す」機能は、「食べる」機能ともつながっています。
どちらも人間の基本的な営みです。
しかし、病気や事故、発達上の問題などでこの機能が損なわれることがあります。
このような方々が自分らしい生活を送れるように支援する、それが言語聴覚士です。
1998年9月に「言語聴覚士法」が施行され、国家資格となりました。
音声・言語・聴覚・嚥下(えんげ)機能に障害ある方々に対して、医師をはじめ他の職種と連携しながら、リハビリテーションを行う専門家です。
2017年4月の時点で、言語聴覚士の国家資格取得者は全国で29,225名です。
資格者の7割が医療の現場で働いています。医療現場では医師や他の専門家と連携して、患者様にリハビリテーションを行います。
医学の進展や超高齢社会、教育現場でもますます期待されているのが言語聴覚士です。